🏆 アルゼンチン共和国杯(2025)展望
東京芝2500mを舞台に行われる伝統のハンデGⅡ・アルゼンチン共和国杯。
秋の長距離路線の中でもステイヤーや中距離馬の再始動戦として位置づけられ、毎年波乱も少なくありません。
東京の芝2500mは直線の坂途中からのスタートということもあり、
2400mと比べスタミナ消耗がさらに激しい印象。
◎ ニシノレヴナント — 成長力と血のロマンを感じる一戦へ
「スタートで挟まれても、直線で一気に突き抜けたあの末脚。重賞級の片鱗を見せた。」
前走のオクトーバーステークス(L)は、スタートで挟まれて後方からの苦しい展開。
それでも直線に向いてから進路を見つけると、1枚上の末脚でまとめて差し切り勝ち。
3着ボーンディスウェイと併せ馬のような形になりながらも、一瞬で置きざりにする突き放す内容で、勝ち方に力強さがありました。
東京コースでの瞬発力勝負にも対応でき、精神面でも一段成長。
この舞台(芝2500m)で再びその脚を使えるなら、重賞タイトルに手が届いても不思議ではありません。
🐴 主な有力馬たち
ローシャムパーク
重賞実績は上位。去年のBCターフでレベルスロマンスを追い詰めた末脚が印象的。
今年は宝塚記念の後、喉の手術をしており休み明けの仕上がり次第では、かつてのベストパフォーマンス出せるのでは。
ボルドグフーシュ
復帰後、馬券に絡めていないが、極端な負けもなく堅実に走っている。
距離もあったほうがよく、舞台は合っていそう。
ホーエリート
目黒記念2着でコース相性はいい。エリザベス女王杯ではなくこちらを選んだこともあり警戒。
セレシオン
叩き良化型で長距離適性もある。展開が向けば上位進出も。
ディマイザキッド
毎日王冠は上がり最速で4 着まで。
開幕週で前が止まらない中、大外回しで良い内容だった。
スティンガーグラス
コーナー多いコースで実績あり。東京替わりはプラスには思えないが、4度のコーナーで悪くはない。
ミステリーウェイ
後方待機の馬が多い中、惑星になりそうな逃げ馬。
雨で渋って、うまく残せると面白い。
✨ まとめ
◎ ニシノレヴナント
— 成長力と血統背景が光る、今が買い時の上がり馬。
重賞初制覇のチャンスが巡ってきたこの舞台。
名牝ニシノマナムスメの血が、東京の長丁場で躍動する瞬間を見届けたい。