DMMバヌーシー1期募集馬 | ファイナルドリーム2025

DMMバヌーシー2026年1期募集馬「ファイナルドリームの2025」をご紹介します。父は無敗の三冠馬コントレイル、母父はヨーロッパ最強馬Frankelという最高峰の血統構成を持つ牡馬です。母自身はDanehillの濃いインブリードゆえ日本では未勝利に終わりましたが、繁殖に回ることでそのクロスが薄まり、コントレイルとの配合に夢が広がります。手塚貴久厩舎(関東)で一口17,000円・総額3,400万円という出資しやすい水準も魅力であり、○(対抗・出資候補)として評価します。

募集概要:ファイナルドリームの2025

性別
生産牧場辻牧場(浦河町)
予定厩舎手塚貴久(東・美浦)
募集総額3,400万円
募集口数2,000口
一口出資金17,000円


血統

コントレイル(黒鹿毛・無敗三冠馬)
ファイナルドリーム(黒鹿毛・Frankel産駒)
母の父Frankel (GB)(14戦無敗・欧州最強)
母の母Steel Princess(父Danehill)

血統の見どころ

コントレイル(ディープインパクト系)×母父Frankel(Galileo系)の組み合わせは、「日本の切れ味+欧州の持続力」として現代の黄金配合パターンに近い組み合わせです。注目すべきは母ファイナルドリームの血統背景です。母はDanehillの3×2というかなり濃いインブリードを持ち、日本の競馬には適合せず未勝利に終わりました。しかし繁殖に回ることでDanehillクロスは4×3に薄まり、日本の王道路線で活躍したコントレイルとの配合ではそのスピード血脈が良い形で作用することへの期待があります。

  • コントレイル×母父Frankelは芝1800〜2200mに適した配合と推測され、牡馬はこの路線と特に相性が良い傾向があります
  • Danehill(母母父)が入ることでスピードの底上げにも期待できます
  • コントレイル産駒の重賞勝ち馬はゴーイントゥスカイ(青葉賞GⅡ・芝2400m)・コンジェスタス(京都新聞杯GⅡ・芝2200m)など長距離〜中距離の芝に集まっており、上昇期にあります


母馬:ファイナルドリーム プロフィール

生年月日2016年3月11日
毛色黒鹿毛
産地Grangecon Stud(アイルランド)
Frankel (GB)(14戦無敗)
Steel Princess(父Danehill)
競走成績4戦0勝 [0-0-0-4]
主な勝鞍なし

武豊・松山弘平騎乗でも結果が出せず、芝・ダートともに大敗続きで未勝利のまま引退しました。Danehillの3×2という濃いインブリードが日本の競馬に適合しなかったと考えられます。繁殖牝馬としての評価は産駒の成績次第で決まる段階ですが、繁殖に回ることでそのクロスが薄まり血統的な可能性が開ける点は注目に値します。

母の産駒一覧

年産馬名性別成績備考
2021トラウムライゼモーリス未出走引退DMMバヌーシー
2022オブシディアーナモーリス15戦2勝中央→園田→中央復帰、現役
2023ファイナルコマンドコントレイル未勝利、現役
2024ソアリングドリームコントレイルデビュー前本馬と同じコントレイルとの配合
2025今回の募集馬コントレイル

全姉オブシディアーナ(父モーリス)は新馬戦(芝1600m)で14着と大敗しましたが、芝はこの1戦のみで適性は現時点では未知数です。その後ダートに転向して中央→園田で2勝を挙げ、現在は中央に復帰して現役です。母系の芝適性については一定のリスクとして留意しつつ、断定はできない段階といえます。2023年産のファイナルコマンド(父コントレイル)は現時点で未勝利、2024年産ソアリングドリーム(父コントレイル)はデビュー前であり、同じ配合の産駒の今後の動向も注目されます。


育成評価

育成牧場のコメントによると、兄弟と比べて扱いやすく精神面は問題なさそうとのことです。一方、成長曲線は奥手になりそうとの見立てで、コントレイル産駒の晩成傾向とも合致します。気性面の安定は長期的に使っていくうえでプラス材料といえます。


コントレイル産駒の特徴

項目傾向
距離芝1800〜2200mが本領(2100〜2200mで勝率30.8%)
馬場芝◎。マイル以下は苦手
脚質先行〜好位からの持続力型(4角3番手以内の勝率29.5%)
母父配合の傾向母父Galileo系(Frankelの父)が好相性。Danzig系・欧州型血統との組み合わせがスタミナ補完として機能

コントレイル産駒は2023年初年度から走り始め、ゴーイントゥスカイ(青葉賞GⅡ・芝2400m)・コンジェスタス(京都新聞杯GⅡ・芝2200m)など長距離〜中距離の芝で重賞勝ちが相次いでいます。牡馬はこの路線と特に相性が良く、上昇期にある種牡馬といえます。


配合評価

プラス材料

  • ディープインパクト系種牡馬×母父Frankel(Galileo系)は現代の良血配合パターンに合致。牡馬でコントレイル産駒の得意な芝中長距離に直結しやすい
  • 母のDanehill 3×2クロスが繁殖に回ることで4×3に薄まり、コントレイルとの配合に血統的な夢がある
  • 手塚貴久厩舎(東・美浦)は東京・中距離のトップ厩舎
  • 重賞勝ちが相次ぐコントレイル産駒としての上昇期待
  • 一口17,000円・2,000口募集の総額3,400万円は今期のコントレイル産駒としてリーズナブル
  • 育成評価では兄弟と比べて扱いやすく、精神面は問題なさそうとのこと

マイナス・注意点

  • 母ファイナルドリームは4戦0勝・全て大敗で、繁殖実績にも不安が残る
  • 全姉オブシディアーナが完全ダート馬であり、母系の芝適性が薄い可能性がある
  • 同じ配合の2023年産ファイナルコマンド(父コントレイル)が現時点で未勝利
  • 育成評価では成長曲線が奥手になりそうとの見立てで、早期活躍は期待しにくい
  • 辻牧場(地方の中規模牧場)はノーザン系に比べ育成・サポート体制が限定的

総評

観点評価
血統の格コントレイル×Frankelは最高峰 ◎
Danehillクロスの薄まりによる配合の夢3×2→4×3に薄まりコントレイルとの相性に期待 ○
母の実績4戦0勝・大敗続き △
全姉の芝適性ゼロ(完全ダート馬) △
育成評価扱いやすく精神面安定。成長は奥手 ○
厩舎手塚貴久(東・中距離トップ) ◎
価格・総額一口17,000円・総額3,400万円は手頃 ◎


出資判断軸チェック

判断軸適合状況
関東馬かどうか○ 手塚貴久厩舎は東(美浦)
募集総額(上限7,000〜8,000万円)◎ 3,400万円で上限に対して大きく余裕あり
大型馬・脚元不安・体質不安の有無○ 育成評価では精神面安定、脚元の懸念なし
内国産馬かどうか

出資判断:○

血統の魅力は最上位クラスです。母のDanehill 3×2クロスが繁殖に回ることで4×3に薄まり、コントレイルとの配合に夢が広がります。母系の実績・全姉の芝適性という懸念材料はあるものの、手塚貴久厩舎(関東)・総額3,400万円という出資判断軸との相性の良さ、育成評価での精神面の安定、コントレイル産駒全体の上昇期待を総合し、○(対抗・出資候補)とします。成長は奥手になりそうとのことで、長い目で楽しめる一頭です。

参考リンク

※一口馬主・出資に関する記載は個人的見解です。出資判断は自己責任でお願いします。