DMMバヌーシー2026年度1期1次募集は6月25日(木)にスタートし、7月9日(木)23:59に締め切られました。今回は通常募集として初めて本格的な抽選が導入され、7月14日(火)の抽選結果発表、7月15日(水)18:00からの2次募集開始まで、例年とは異なる展開になりました。本記事では募集開始から2次募集初動までの経緯と、各馬の申込状況・SNS上の反応をまとめます。各馬の血統・体型の詳しい評価は、それぞれのリンク先記事をご覧ください。
スケジュール
| 項目 | 日時 |
|---|---|
| 1次募集開始 | 2026年6月25日(木) |
| 1次募集終了 | 2026年7月9日(木)23:59 |
| 抽選結果発表(申込超過馬のみ) | 2026年7月14日(火)夕方ごろ |
| 2次募集開始 | 2026年7月15日(水)18:00頃 |
| 2次募集終了 | 2027年2月28日(日)23:59 |
出資上限口数は999口まで(1,000口募集馬は499口まで、3,000口募集馬は1,499口まで)。2期募集は8月中旬に募集馬が公開され、8月末頃に募集開始予定とアナウンスされています。
20%キャッシュバックキャンペーン
1期1次募集は例年通り20%キャッシュバックの対象で、出資確定した口数のうち単価が高い順に2口まで適用されます。一方、2次募集(7/15〜)は10%に下がるため、欲しい馬が決まっている出資者ほど抽選リスクを負ってでも1次募集で申し込む動機が強い仕組みになっていました。
- 1次募集:20%キャッシュバック(単価の高い2口まで)
- 2次募集:10%キャッシュバック
- SNS上では、抽選落選でキャッシュバック対象口数が余った出資者から「2次募集でも20%を適用してほしい」との声も見られました
1次募集の結果
抽選対象馬(申込超過・3頭)
| 馬名 | 印 | 申込口数 | 結果 |
|---|---|---|---|
| シンハリングの2025 | ◎ | 2,423口 | 当選(1口応募) |
| ダブルアンコールの2025 | △ | 2,538口 | 未応募 |
| ジャンナスキッキの2025 | × | 2,461口 | 未応募 |
抽選はお申込み口数に応じて1口ずつ独立して行われる仕組みです。バヌーシークラス(会員ランク)は加味されず、「一部当選不可」を選択しない限り申込口数の一部のみ当選となる場合もあります。今回はシンハリング・ダブルアンコール・ジャンナスキッキの3頭が抽選対象となり、特にジャンナスキッキは1,000口という少なめの募集口数に応募が集中し、倍率が突出しました。
確定馬(募集口数に到達・7頭)
| 馬名 | 印 | 1次終了時点の残口数 | 2次募集の結果 |
|---|---|---|---|
| ファディラーの2025 | ◎ | 27口 | 開始数十秒で即満口 |
| ブラーリーメモリーの2025 | × | 18口 | 開始数十秒で即満口 |
| アイワナビリーヴの2025 | × | 194口 | 開始数十分で満口 |
| エターナルハートの2025 | ○ | 残り約半分 | 継続受付中 |
| ファイナルドリームの2025 | ○ | 残り約半分 | 継続受付中 |
| スウィーティーガールの2025 | △ | 残り約半分 | 継続受付中 |
| シャンパンルームの2025 | × | 残り約半分 | 継続受付中 |
各馬の出資評価(概要)
血統・体型の詳しい評価と出資判断の根拠は、各馬のリンク先記事にまとめています。ここでは概要のみご紹介します。
◎ シンハリングの2025(牝・イクイノックス×ダイワメジャー)
名門牝系「シンハ一族」の直系で、父イクイノックスの超一流実績が魅力の1頭。抽選対象でしたが1口応募で当選し、無事出資が確定しました。
◎ ファディラーの2025(牡・ドレフォン×Monsun)
米国的スピード×欧州的スタミナの配合で、ノーザンファーム×木村哲也厩舎(勝率25%超)が受け皿。1次募集で確定後、2次募集は開始数十秒で即完売となりました。
○ エターナルハートの2025(牡・エピファネイア×キングカメハメハ)
デアリングタクトと同じ配合パターンが強み。体格はやや小柄ですが血統に対して割安な価格設定です。2次募集で継続受付中。
○ ファイナルドリームの2025(牡・コントレイル×Frankel)
コントレイル×母父Frankelの現代の黄金配合。手塚貴久厩舎(関東)で、総額3,400万円と手頃な価格です。2次募集で継続受付中。
△ ダブルアンコールの2025(牝・サートゥルナーリア×ディープインパクト)
ジェンティルドンナと母・母父が完全一致する超名門牝系。歩様や気性面の懸念から様子見評価でしたが、抽選対象になるほどの人気を集めました。
△ スウィーティーガールの2025(牝・コントレイル×Star Dabbler)
コントレイル産駒として血統価値は高いものの、管囲の細さや骨量面の懸念から様子見評価。2次募集で継続受付中です。
× アイワナビリーヴの2025(牝・ゴールドシップ×ジャスタウェイ)
晩成傾向のゴールドシップ産駒で歩様に懸念があり見送り評価でしたが、今期最安値圏の価格が支持され、2次募集開始から数十分で満口となりました。
× シャンパンルームの2025(牝・ロードカナロア×Broken Vow)
母は米国2歳女王で血統価値は高いものの、今期トップクラスの大型馬で脚元不安の血統的懸念から見送り評価。2次募集で継続受付中です。
× ジャンナスキッキの2025(牡・シニスターミニスター×War Front)
優秀な母系を持つものの大型フレームで歩様に懸念があり見送り評価。1,000口の狭き募集口数に応募が集中し、今回最大の倍率となりました。
× ブラーリーメモリーの2025(牡・Flightline×Justify)
血統面では今期No.1クラスながら、母が未出走・一口5万円という今期最高額から見送り評価。それでも2次募集は開始数十秒で即完売しました。
抽選導入・人気動向についての所感
- 今回が本格抽選の初導入。これまでのDMMバヌーシーは基本先着順で、抽選は1口1円キャンペーン馬のみでした。通常募集での抽選は今回が初めての試みです。
- ジャンナスキッキは抽選になること自体は想定内でしたが、1,000口に対し2,461口は予想以上の人気でした。募集口数が絞られていたことで「どうせ抽選になる」という見方が広がり応募が集中したこと、さらに1口あたりの単価が高くキャッシュバック狙いの戦略的応募先になりやすかったことも一因と考えられます。SNSでは有名出資者アカウントの落選や、募集口数を絞った運営の意図への困惑・憤りの声も見られました。前年募集の同じシニスターミニスター産駒モナークミニスターが満口に達しなかった経緯から、運営側も人気をそこまで見込んでいなかった可能性があります。
- ブラーリーメモリーは3,000口募集に対し1次募集終了時点で残り18口、2次募集も即完売と、高額馬(一口5万円)にしては強い人気でした。矢作厩舎×Flightlineという組み合わせへの期待値の高さがうかがえます。
- ダブルアンコールの人気(抽選対象)は意外でした。自家繁殖馬であることから母馬への出資者ファンが集まったこと、ジェンティルドンナ配合にサートゥルナーリアという価格帯が「お買い得」と見られたことが背景にあるかもしれません。
- 2次募集の即完売は、1次募集の抽選(特にジャンナスキッキ)で落選した出資者が、次点で検討していた馬に切り替えて即決した可能性が考えられます。またキャッシュバック率が1次20%→2次10%に下がる仕組み上、「欲しい馬が決まっているなら1次募集で買う方が得」という行動が今回の申込動向を左右したとみられます。
「バヌーシークラスが加味されない」ことへの反応と母馬優先制度
今回の抽選ではバヌーシークラス(会員ランク)が一切加味されず、完全に平等な抽選となりました。この点への不満はSNS上で見られましたが、意外にも実績豊富なプレミアムクラスの出資者よりも、むしろファーストクラス(下位クラス)の出資者から多く上がっていた点が印象的でした。
背景には、毎年ほぼ全頭に出資したり、日本全国のみならず海外まで応援に行くような熱心な出資者・SNSの有名アカウントが落選する様子を見て、当選者側から「自分が当選するくらいなら」「当選したけれど申し訳ない気持ちになる」といった複雑な心情が語られたことがあります。抽選が完全に平等であるがゆえに生じた反応と言えるでしょう。
あわせて、他クラブで導入されている母馬優先制度(母馬への出資者を優先的に当選させる仕組み)の導入を望む声もありました。長年その牝系を応援してきた出資者が、その仔に確実に出資できるようにするための配慮です。私自身は今回の募集馬の母馬への出資実績はないため直接の恩恵はありませんが、今年繁殖入りするエンジェルマークの仔には是非出資したいと考えており、もし将来その仔が抽選対象になって出資できないとなればかなり悔しい思いをするはずです。こうしたケースを救う母馬優先制度の導入を望む声には、強く共感できます。
※本記事は個人的な出資検討メモです。募集条件・残口数・キャンペーン内容は変動する可能性があるため、出資判断前に必ずDMMバヌーシー公式ページで最新情報をご確認ください。競馬・一口馬主に関する記載は個人的見解であり、出資は自己責任でお願いします。