DMMバヌーシー1期募集馬 | ブラーリーメモリー2025

DMMバヌーシー2026年1期募集馬「ブラーリーメモリーの2025」は、史上最強クラスの米国産種牡馬Flightlineと無敗3冠馬Justify産駒の牝馬を配合した、血統面では今期No.1クラスの1頭です。フォーエバーヤングで世界のダートGⅠを制した矢作芳人調教師による「矢作セレクト」というアメリカ血統で、Flightline産駒は日米ともに早くも実績が出始めています。母が未出走で評価不可な点や一口5万円、総額15,000万円募集という今期最高額の価格を踏まえ、出資判断は×(見送り)としています。

募集概要:ブラーリーメモリーの2025

性別
毛色栗毛
生年月日2025年2月23日
生産牧場千代田牧場
育成牧場シュウジデイファーム
予定厩舎矢作芳人(関西・栗東)
募集総額1億5,000万円(今期最高額)
募集口数3,000口
一口出資金50,000円
月額維持費230円

体格(2026年6月12日時点)

体重463kg
体高156.0cm
胸囲178.0cm
管囲21.0cm

当歳としてはやや大きめの部類です。骨量(管囲21.0cm)・フレーム(体高156cm)ともに今期上位クラスではありますが、463kgは「めちゃくちゃ大きい」というほどの極端な数値ではなく、標準よりやや大きい程度というのが実態に近い評価です。ダートを主戦場とするのであれば問題ないと考えています。


血統

Flightline(USA)(史上最強クラスのダート馬)
ブラーリーメモリー(USA)(Justify産駒、米国未出走)
母の父Justify(USA)(米国無敗3冠馬)
母の母Moonshine Memories(USA)(米ダートGⅠ2勝)

血統の見どころ:米国最強血統どうしの配合

父Flightlineと母父Justifyという、米国の現代最強血統どうしの組み合わせです。5代血統表内にはPulpit3×5、A.P. Indy4×4、Mr. Prospector5×5(2本)など複数のインブリードが発生しますが、現代血統では一般的な範囲のため懸念材料として重視する必要はありません。Flightlineの母Featherは芝GⅢ勝ち馬で、ボトムラインに芝適性の血が眠っている点も見どころです。

  • Flightline×Justifyは「米国色が極めて濃い」配合と評され、Tapit系のダート王道に母系の芝中距離質が混ざるバランス型
  • インブリードの濃さ自体は数%レベルの薄さでリスク要因ではない
  • 半妹サディーク(Into Mischief産駒)は芝デビュー後にダート転向で勝ち上がっており、キャリア終盤では芝でも活躍しています。本馬も芝/ダート両方の選択肢を持てる可能性があります

母馬:ブラーリーメモリー(USA) プロフィール

生年月日2020年1月9日
毛色鹿毛
産地米国
競走成績米国未出走
主な勝鞍—(自身は未出走。祖母Moonshine MemoriesがダートGⅠ2勝)

母自身は未出走のため実績評価はできません。ただし祖母Moonshine MemoriesがダートGⅠ2勝(2歳GⅠ含む)という超良血の牝系で、母は2023年キーンランドNovセールで初仔を身籠った状態のまま$420,000で千代田牧場が落札しています。

母の産駒一覧(近親馬)

年産馬名性別成績備考
Musoshiメキシコで2着初仔。左前脚の脚付きに不安との指摘あり
サディークInto Mischief2勝(中央現役)半妹。芝デビュー→ダート転向で勝ち上がり

初仔Musoshiには左前脚の脚付きに不安があるとの指摘があり、繁殖牝馬としての脚元の遺伝面では注意が必要です。一方、半妹サディークは芝でデビューしダートに替わって勝ち上がっており、本馬にも芝/ダート両方の選択肢があることを示唆しています。


Flightline産駒の特徴

項目傾向
距離ダート1600〜1800m中心の予想
馬場ダート基本だが、母Featherの芝適性から芝1600〜2000mも想定
成長曲線日本初年度産駒はまだ実績が出る段階前(2026年6月時点でデビュー直後)
母父配合の傾向Flightline×Justifyは米国色が極めて濃い配合で、国内での配合データはまだ蓄積されていない

種牡馬Flightlineは現役6戦無敗、2着以下に最大71馬身差をつけるなど規格外の強さで、2022年全米年度代表馬・WBRRレーティング140という史上最高クラスの実績を持ちます。矢作芳人調教師も「アメリカの種牡馬では飛び抜けている」と高評価しており、セレクトセールでは複数のFlightline産駒が2億1,000万円で落札される例もありました。矢作調教師はフォーエバーヤングで世界のダートGⅠを制した「アメリカ血統の使い手」であり、本馬はその矢作調教師が見込んだいわば「矢作セレクト」の1頭です。Flightline産駒は日本でも勝利が出始め、アメリカ本国でも勝ち始めるなど、早くも実績が出始めている段階です。


配合評価

プラス材料

  • Flightline自体が史上最強クラスの種牡馬としてセールで超高評価、矢作芳人厩舎も太鼓判
  • フォーエバーヤングで世界のダートGⅠを制した矢作芳人厩舎による「矢作セレクト」=アメリカ血統の使い手が見込んだ1頭という期待感
  • 当歳時点での体格はやや大きめ(体高156cm・管囲21.0cm)で、今期上位クラスの骨量
  • 半妹サディークが日本で勝ち上がっている実績あり
  • 祖母Moonshine MemoriesがダートGⅠ2勝の超良血
  • Flightlineの母系に芝適性(GⅢ勝ち)があり、ダート一本と決めつけなくて良い
  • Flightline産駒は日本でも勝利が出始め、アメリカ本国でも勝ち始めるなど、早くも実績が出始めている

マイナス・注意点

  • 母ブラーリーメモリー自身は未出走で実績評価不可
  • 初仔Musoshiに脚部(左前脚)の不安を指摘する声あり
  • 一口50,000円は今期最高額。出資ハードルが高い

総評

観点評価
種牡馬Flightlineの評価史上最強クラス・日米で実績も出始めている ◎◎
体格やや大きめ(破格ではない) ○
厩舎矢作芳人(フォーエバーヤングで世界制覇の「矢作セレクト」) ◎
母の実績未出走で評価不可 △
血統の濃さ(インブリード)5×5×2本は血量薄く問題なし ◎
価格・総額1億5,000万円は今期最高額 ××

出資判断軸チェック

判断軸適合状況
関東馬かどうか× 矢作芳人(関西・栗東)。ただし「矢作セレクト」というアメリカ血統への期待値は別途評価したい
募集総額(上限7,000〜8,000万円)※あくまで個人的な上限目安× 1億5,000万円で上限の約2倍
大型馬・脚元不安・体質不安の有無○ 体高156cm・体重463kgはやや大きめの範囲で破格というほどではない。近親に脚部不安の指摘がある点のみ注意
内国産馬かどうか○ 父母は米国産だが、母ブラーリーメモリーが本馬を身籠った状態で日本に輸入された「持込馬」であるため、本馬自身は内国産馬扱い。レース選択の幅や内国産馬奨励金の面でも不利にならない

出資判断:×

「血統の爆発力」では今期No.1の1頭です。Flightline自体の種牡馬としての評価は極めて高く、フォーエバーヤングで世界のダートGⅠを制した矢作厩舎による「矢作セレクト」という点も大きな魅力です。Flightline産駒は日米ともに早くも実績が出始めており、体格もやや大きめという程度で破格というほどではありません。一方で、母が未出走で実績の裏付けがないこと、一口50,000円という今期最高額の価格、矢作芳人厩舎が関西であることを踏まえ、出資判断としては×(見送り)としています。なお本馬は母が身籠った状態で輸入された「持込馬」であるため内国産馬扱いとなり、レース選択や奨励金の面で不利になる心配はありません。なお、募集総額の上限はあくまで個人的な目安であり、絶対的な基準ではありません。

参考リンク

※一口馬主・出資に関する記載は個人的見解です。出資判断は自己責任でお願いします。