DMMバヌーシー2026年1期募集馬「アイワナビリーヴの2025」をご紹介します。父ゴールドシップ×母父ジャスタウェイという芝中長距離向きの血統で、芦毛に先が茶色がかった尻尾というビジュアル的な話題性も持つ一頭です。一口8,000円・総額1,600万円という今期最安値圏の価格帯で、ジュウリョクピエロでオークスを制した寺島良厩舎が管理予定です。歩様面での気になる点を踏まえ、総合評価は×(見送り)とします。
募集概要:アイワナビリーヴの2025
| 性別 | 牝 |
|---|---|
| 毛色 | 芦毛 |
| 生年月日 | 2025年4月3日 |
| 生産牧場 | パカパカファーム |
| 育成 | ファンタストクラブ・木村牧場 |
| 予定厩舎 | 寺島良(関西・栗東) |
| 募集総額 | 1,600万円 |
| 募集口数 | 2,000口 |
| 一口出資金 | 8,000円 |
| 月額維持費 | 350円 |
体格(2026年5月22日時点)
| 体重 | 403kg |
|---|---|
| 体高 | 151.0cm |
| 胸囲 | 171.0cm |
| 管囲 | 19.9cm |
体重・体高ともに当歳、4月生まれとしては標準的な体格です。歩様は後ろから見るとふにゃふにゃしており、体の使い方の力強さという点で気になる印象です。
血統
| 父 | ゴールドシップ(芦毛・ステイゴールド産駒・長距離GⅠ6勝) |
|---|---|
| 母 | アイワナビリーヴ(黒鹿毛・ジャスタウェイ産駒) |
| 母の父 | ジャスタウェイ(ハーツクライ系) |
| 母の母 | ワナダンス(The Leopard) |
血統の見どころ
父ゴールドシップは宝塚記念2回・有馬記念2回など長距離GⅠ6勝を挙げた個性派で、産駒は晩成傾向が強く芝の中長距離向きです。母父ジャスタウェイはマイル〜中距離適性のスピードとスタミナのバランス型であり、この配合はスタミナ寄りの中長距離血統という印象です。
- ゴールドシップ産駒は晩成傾向が強く、3歳クラシックより4歳以降の活躍が期待されるタイプが多いです
- 芦毛が出やすい父の影響で、本馬も芦毛のビジュアル的な話題性があります
- ゴールドシップ×ジャスタウェイは芝の中距離〜長距離向きと推測され、マイル以下のスピード勝負には不向きな可能性があります
母馬:アイワナビリーヴ プロフィール
| 生年月日 | 2016年2月8日 |
|---|---|
| 毛色 | 黒鹿毛 |
| 生産牧場 | ノーザンファーム |
| 競走成績 | 21戦1勝(1-2-1-17) |
| 獲得賞金 | 約1,878万円 |
| 主な勝鞍 | 4歳以上1勝クラス(京都・1600m) |
デビュー戦は強い勝ち方をしたものの、2勝目が遠く届かなかった馬です。中央1勝クラス止まりで、マイル〜短距離中心のキャリアを送りました。素質はあったものの安定感に欠けた印象です。引退後はクラブ規約により牧場へ無償返還されましたが、その後サラオクに出品されたところをDMMバヌーシーが買い戻し、自家繁殖馬となった経緯があります。母への出資経験がある方には特別な思い入れがある一頭かもしれません。
母の産駒一覧
| 年産 | 馬名 | 父 | 性別 | 成績 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | シェリーシュシュ | ゴールドシップ | 牝 | 未勝利 | DMMバヌーシー所属(現役) |
| 2024 | ヴェントレオーネ | キタノコマンドール | 牡 | デビュー前 | |
| 2025 | 今回の募集馬 | ゴールドシップ | 牝 | — | 3番仔 |
全姉シェリーシュシュ(2023年生・父ゴールドシップ)は現時点で未勝利です。繁殖牝馬としての産駒実績はまだ作れていない段階であり、今回の募集馬に対する直接の後押しにはなっていません。
ゴールドシップ産駒の特徴
| 項目 | 傾向 |
|---|---|
| 距離 | 中長距離(2000m〜2400m)が本領。短距離は苦手 |
| 馬場 | 基本的に芝向き。道悪でも力を発揮するタイプが多い |
| 成長曲線 | 晩成傾向が強く、3歳クラシックより4歳以降の活躍が多い |
| 母父配合の傾向 | 母父ジャスタウェイとの組み合わせはスタミナとスピードのバランス型を生みやすい |
ゴールドシップ自身はステイゴールド産駒の個性派で、長距離GⅠを制した実力馬です。産駒はゆっくり成長させてこそ本領を発揮するタイプが多く、焦らず長期的に楽しめる一頭として向き合うのが合っています。
配合評価
プラス材料
- 一口8,000円・2,000口募集の総額1,600万円という今期最安値圏。気軽に出資できる価格帯
- 芦毛のゴールドシップ産駒というビジュアル的な話題性
- 中長距離血統でゆっくり使えるタイプ。晩成傾向を踏まえた長期的な楽しみ方ができる
- 寺島良厩舎は、直近ではジュウリョクピエロでオークスを制したことも記憶に新しい有力厩舎
マイナス・注意点
- 母は中央1勝クラス止まりで、繁殖牝馬としての実績はまだ浅い
- ゴールドシップ産駒は晩成傾向が強く、3歳クラシックには間に合いにくい
- 全姉シェリーシュシュ(2023年生・父Justify)は未勝利。繁殖牝馬としての実績はまだ作れていない
- 歩様は後ろから見るとふにゃふにゃしており、体の使い方の力強さという点で気になる
総評
| 観点 | 評価 |
|---|---|
| 父の血統的個性 | ゴールドシップ・長距離GⅠ6勝の個性派 ○ |
| 母の競走成績 | 21戦1勝・平凡 △ |
| 全姉(先行産駒)の実績 | シェリーシュシュは未勝利 △ |
| 歩様 | 後ろから見てふにゃふにゃ。力強さが感じられない △ |
| 晩成リスク | 3歳クラシックには間に合いにくい傾向 △ |
| 厩舎 | 寺島良(オークス制覇・関西有力) ◎ |
| 価格・総額 | 一口8,000円・総額1,600万円は今期最安値圏 ◎ |
出資判断軸チェック
| 判断軸 | 適合状況 |
|---|---|
| 関東馬かどうか | × 寺島良厩舎は関西(栗東) |
| 募集総額(上限7,000〜8,000万円) | ◎ 1,600万円で上限に対して大きく余裕あり |
| 大型馬・脚元不安・体質不安の有無 | △ 大型馬ではないが歩様のふにゃふにゃ感が気になる |
| 内国産馬かどうか | ○ 内国産馬 |
出資判断:×
一口8,000円という今期最安値圏の価格帯と、ジュウリョクピエロでオークスを制した寺島良厩舎の管理予定は魅力です。ただし、牝系として活力に乏しく個人的な思い入れもない点、歩様動画で後ろから見るとふにゃふにゃしており体の使い方に力強さが感じられない点、全姉シェリーシュシュが未勝利で繁殖牝馬としての実績がまだ作れていない点、さらに関西馬という出資判断軸への抵触が重なります。母への出資経験がある方や芦毛・ゴールドシップ産駒ファンには刺さる一頭かもしれませんが、×(見送り)とします。
参考リンク
※一口馬主・出資に関する記載は個人的見解です。出資判断は自己責任でお願いします。